ふじざくら命水の口コミ・評判で分かれる4点を公式情報で確認してみた

ウォーターサーバー
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ふじざくら命水の口コミを読むと、料金についての書き込みが「安い」と「思ったより高い」で分かれます。これは書いた人の感想が違うというより、公式サイトが月額をまとめた形で表示していないことに原因があります。

この記事では、口コミで評価が分かれる4つの論点を公式サイトに書かれている数字で確認します。結論から書くと、確認すべきはこの4点です。

  • 公式の表示は「1箱あたりの水代」。これにサーバーレンタル料880円が別に毎月かかる
  • 電気代が公式で月約1,200円(エコ運転時 約800円)。他社の公式値より高い
  • 送料無料の地域が、水とサーバー本体で違う。東北は水が無料でサーバーが2,200円
  • 解約金は14,300〜18,700円(不課税)。プランと解約時期で変わる

※本記事の情報は、執筆・更新時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

論点1:月額は「水代+レンタル料880円」で見る

公式サイトの料金表は1箱あたりの水代で書かれています。プランは4つあり、容量は11.5Lと9Lから選べます。

プラン契約期間11.5L/箱9L/箱レンタル料
基本プラン2年税込1,728円税込1,485円月880円
3年割プラン3年税込1,566円税込1,404円月880円
子育てプラン公式に記載なし税込1,566円税込1,458円月660円
法人プラン公式に記載なし税込1,620円—無料
プラン別の料金(※公式サイト記載・2026年9月時点)

注文は2箱1セットからで、偶数単位です。初期費用はかからないとされています。この条件で、3年割プランの11.5L×2箱(23L)を1か月に1セット使う場合を計算すると次のようになります。

  • 水代 1,566円 × 2箱 = 3,132円
  • サーバーレンタル料 = 880円
  • 合計 4,012円(送料無料の地域)。1リットルあたり約174円

公式サイトは「500mlあたり約68円〜」という表記を使っています。これは水代だけを割った数字で、レンタル料880円は含まれていません。口コミで「安い」と書かれているときは水代、「高い」と書かれているときはレンタル料や電気代を足した実際の請求額を見ている可能性があります。

レンタル料が無料にならないのは条件のひとつ

ボトル配送型では、サーバーのレンタル料を無料にしているサービスもあります。ふじざくら命水は家庭向けプランでは月880円(子育てプランは660円)がかかり続ける形です。使う水の量が少ない月も、この880円は減りません。

言い換えると、水をたくさん使う月ほど1リットル単価は下がります。月2セット(46L)を使えばレンタル料の重みは半分になり、1リットルあたり約155円まで下がります。使用量を先に見積もっておくと、この条件が自分に合うかを判断できます。

論点2:電気代が公式で月約1,200円

公式サイトのよくある質問には、電気代について「1ヶ月で約1,200円です」「エコ運転をご活用いただくことで、約800円まで抑えられます」と書かれています。

この数字は、他社が公式サイトで示している目安と比べると高い側です。算出条件はサービスごとに違うため、省エネ機能を使った場合の数字だけを並べます。

サービスタイプ省エネ機能使用時の電気代
ふじざくら命水ボトル配送型月約800円(エコ運転時)
オーケンウォーターボトル配送型月474円(エコモード時)
every frecious浄水型月約401〜623円(SLEEP/ECO機能使用時・同社調べ)
各社が公式サイトで示している電気代の目安(※2026年9月時点)

省エネ機能を使った状態で比べても、差は月300円前後あります。年間にすると約4,000円です。エコ運転を使わない場合の約1,200円で見ると差はさらに開きます。

ただし電気代の目安は、測定条件と使用環境で変わります。各社の数字をそのまま引き算した額が請求書の差になるとは限りません。機種ごとの電気代の考え方はウォーターサーバーの電気代の仕組みをまとめた記事で整理しています。

論点1の合計4,012円にエコ運転時の800円を足すと、実際の月々の負担は約4,812円になります。口コミの料金評価が分かれる幅は、ほぼこの電気代とレンタル料の分です。

論点3:送料無料の地域が、水とサーバーで違う

公式サイトのトップページには「東北、関東、甲信越、北陸、東海が対象です」という記載があります。これは配送できる地域ではなく、水の送料が無料になる地域のことです。よくある質問では「離島の一部地域を除き、全国にお届けします」とされています。

そして水とサーバー本体で、無料になる地域の区分が違います。

地域水(天然水)の送料サーバー本体の配送料
関東・甲信越・北陸・東海無料無料
東北無料税込2,200円
近畿税込110円無料
中国・四国税込440円税込2,200円
北海道・九州税込550円税込4,400円
沖縄税込935円税込7,700円
地域別の送料(※公式サイト記載・2026年9月時点)

東北は水が無料でサーバーが2,200円、近畿は水が110円でサーバーが無料という形で、2つの区分が交差しています。トップページの表記だけを見ると読み取れません。

サーバーの配送料は初回にかかる費用なので、毎月の負担ではありません。北海道・九州なら4,400円、沖縄なら7,700円が初回に乗ります。水の送料は注文のたびにかかるため、月1セットなら12か月で北海道・九州が6,600円、沖縄が11,220円です。申し込み前に、自分の地域の2つの金額を確認してください。

なお公式サイトには、希望する場合の設置サービスが全国一律 税込6,600円と記載されています。自分で設置する場合はかかりません。配送は申し込み日から最短7日後とされています。

論点4:解約金は14,300〜18,700円。時期で変わる

解約についての口コミは金額の記述がばらつきますが、公式サイトのよくある質問に金額が明記されています。プランと解約時期の2つで決まります。

プラン解約時期解約金
基本プラン / 子育てプラン / 法人プラン2年未満14,300円(不課税)
3年割プラン1年未満18,700円(不課税)
3年割プラン2年未満16,500円(不課税)
3年割プラン3年未満14,300円(不課税)
プラン別の解約金(※公式サイト記載・2026年9月時点)

読み方は2つあります。

  • 3年割プランは、早くやめるほど高い。1年未満18,700円 → 2年未満16,500円 → 3年未満14,300円と段階的に下がります
  • 3年割は、短期でやめると基本プランより損になります。11.5L×2箱で水代の差は月324円、解約金の差は4,400円です。差額を埋めるには約14か月かかるため、1年前後でやめる可能性があるなら基本プランのほうが軽く済みます(3年使い切れば水代で約11,664円安くなります)

参考として、浄水型の every frecious は公式サイトのよくある質問によると契約から3年未満の解約で40,000円(不課税)とされています。ふじざくら命水の3年割プランで最も高い18,700円は、その半分以下です。契約期間の縛りの重さという点では軽い側になります。

サービスごとの解約条件の違いは解約金と契約期間の仕組みをまとめた記事で比較しています。

ランニングコストが高くても候補になる3つの条件

ここまでの4論点はいずれもコストの話で、ふじざくら命水は配送型のなかで安い側ではありません。それでも候補として残る条件が3つあります。

1. 卓上型がある

公式サイトによると、サーバーは床置型と卓上型の2つがあり、レンタル料は同じです。寸法は次のとおりです。

タイプ高さ幅奥行
床置型約124cm29cm30cm
卓上型約80cm32cm39cm
サーバーの寸法(※公式サイト記載・2026年9月時点。重量は公式に記載なし)

卓上型は高さ約80cmですが、幅と奥行は床置型より大きい点に注意してください。カウンターや棚に置く場合、必要なのは32cm×39cmの面積と、その上の80cmの空間です。配送型なので、届いた水を置く場所も本体とは別に必要になります。方式ごとの必要面積の違いは置き場所がないときの解決策をまとめた記事で扱っています。

2. 容器にコックが付いていて、賞味期限が約1年

水の容器はバッグインボックスで、公式サイトのよくある質問によるとコックが標準装備されているため、電気が使えない場所でも水パックから直接給水できるとされています。賞味期限は未開封で製造日から約1年、開封後は2週間を目途とされています。ボトルはワンウェイ方式で回収はありません。

停電時に本体から給水できないタイプでも、容器から直接取り出せるかどうかは備蓄としての使い勝手を分けます。この観点での選び方は災害時の備蓄水として使えるかを整理した記事でまとめています。

3. 子育てプランはレンタル料が660円

公式サイトによると、子育てプランは中学生以下の子どもがいる家庭向けで、レンタル料が月660円、水代は3年割プランと同じ11.5L税込1,566円です。加えて天然水23Lが毎年プレゼントされるとされています。該当する家庭では、レンタル料が年間2,640円下がる計算になります。ただし契約期間は公式サイトに記載がなく、解約金は2年未満14,300円の側に入っています。

採水地は富士山麓の自社水源で、硬度は31mg/Lの軟水とされています。プランごとの条件と申し込みは公式サイトで確認できます。「ふじざくら命水」

⚠ 離島の一部地域は対象外とされています。申し込み前に、お届け先が配送できる地域に入っているかを確認してください。

乗り換え特典には条件が付く

公式サイトによると、他社サーバーからの乗り換えを対象に、AmazonギフトカードまたはQUOカード10,000円分と、サーバーレンタル料3か月無料の特典が案内されています。ただし条件があります。

  • 申し込みの前後2か月の間に他社を利用していたことを、書類で証明する必要がある(契約書・解約証明書・利用明細など)
  • 他のキャンペーンとの併用はできない
  • 法人プランと、代理店・企業施設経由の申し込みは対象外

特典の内容は予告なく変更・終了する場合があるとされています。乗り換えを前提に判断する場合は、申し込み時点の内容を公式サイトで直接確認してください。乗り換えの手順そのものは引っ越しと乗り換えの手続きをまとめた記事で扱っています。

特典の金額だけで判断すると、現契約の解約金や本体の配送料が抜け落ちます。出ていく費用と戻る金額を4項目で差し引く計算は乗り換え費用の内訳をまとめた記事で扱っています。

ランニングコストを優先するなら、配送型の別の選択肢

天然水のボトル配送型という条件を変えずに、毎月の負担を下げたい場合の比較対象になるのがオーケンウォーターです。公式サイトによるとサーバーのレンタル料と送料が無料で、費用は水代と電気代に絞られます。

項目ふじざくら命水(3年割)オーケンウォーター(天然水おトク)
契約期間3年3年
1セットの量23L(11.5L×2箱)24L(12L×2本)
水代税込3,132円税込3,950円
レンタル料月880円無料
1リットル単価約174円約165円
電気代(省エネ時)約800円474円
卓上型ありなし(据え置き型のみ)
採水地の指定自社水源1か所不可(お届け先で決まる)
2サービスの比較(※各公式サイト記載・2026年9月時点)

省エネ機能を使った状態で比べると、月々の負担はオーケンウォーターのほうが約390円低く、届く水は1リットル多くなります(ふじざくら命水 約4,812円/23L に対し、オーケンウォーター 約4,424円/24L)。ただし卓上型がなく、据え置き型1機種のみです。床に幅30cm×奥行34cmの空きが取れない場合は候補から外れます。水の産地も指定できず、お届け先から最寄りの採水地で決まる仕組みです。論点は別のところに移ります。

このサービスについて口コミで挙がる論点はオーケンウォーターの口コミで言われる4点を公式情報で確認した記事で整理しています。料金プランと申し込みは公式サイトで確認できます。「オーケンウォーター」

⚠ こちらもサービスの対象外地域があります。申し込み前にお届け先を確認してください。

まとめ:口コミより先に確認する3つ

ふじざくら命水の料金評価が口コミで分かれるのは、公式サイトの表示が1箱あたりの水代で、レンタル料と電気代が別に乗るためです。先に確認すると判断が早いのは次の3つです。

  • 水代にレンタル料880円と電気代を足した額。3年割の23Lなら、エコ運転時で月約4,812円です
  • 自分の地域の送料2つ。水の送料とサーバー本体の配送料で、無料になる地域の区分が違います
  • 何年使う見込みか。3年割プランは1年未満でやめると18,700円です。基本プランとの水代の差(月324円)で解約金の差(4,400円)を埋めるには約14か月かかります

この3つが決まれば、口コミの「安い」「高い」はどちらも自分の条件とは別の話だと分かります。卓上型を置きたい、容器から直接給水できる形で備えたい、中学生以下の子どもがいる——この3つのどれかに当てはまるなら、コストの差を踏まえたうえで候補に残ります。配送できる地域と解約条件は、契約前に公式サイトで直接確認してください。

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