ウォーターサーバーはいらない?後悔した理由と、それでも向いている人

ウォーターサーバー
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「ウォーターサーバー いらない」で検索している時点で、多くの方は導入を検討したうえで最後の確認をしている段階だと思います。便利そうではあるけれど、毎月お金がかかり続けるものを本当に入れていいのか——その迷いは当然のものです。

この記事では、「いらない」と言われる理由を正面から整理し、実際に後悔しやすいパターンを挙げたうえで、それでも導入する価値がある人の条件を明確にします。導入をすすめる前提ではなく、やめる判断もできる材料としてまとめています。

※本記事の情報は、執筆・更新時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

「いらない」と言われる6つの理由

水道水で足りてしまう

最も本質的な理由がこれです。日本の水道水は水道法にもとづく水質基準を満たしており、そのまま飲める品質が保たれています。1リットルあたりの価格も0.2円前後が目安とされ、コストで勝てる相手ではありません。「飲めればいい」という基準であれば、ウォーターサーバーは不要という結論になります。

思ったよりトータルコストが高い

月額表示の水代だけを見て契約すると、実際の請求額とのギャップに驚くことがあります。かかるのは水代だけでなく、サーバーレンタル料、電気代、場合によっては配送料やメンテナンス費用も加わります。

何をどこまで合算すべきかは、コスパで選ぶ際の比較ポイントをまとめた記事で整理しています。

置き場所を取る

据え置き型は高さ110cm前後、重量20kg前後になるものが多く、生活動線を邪魔しない場所を確保する必要があります。加えて、ボトル配送型の場合は未開封ボトルのストックスペースも要ります。住居が広くない場合、この物理的な制約は決して小さくありません。

ただし、必要なスペースを実際に測らないまま「置けない」と判断しているケースもあります。据え置き型に必要な床面積は幅50cm×奥行45cm程度が目安です。確認の手順は設置に必要なスペースの測り方をまとめた記事で解説しています。

交換・給水の手間がある

「ウォーターサーバーがあれば楽になる」と考えていたのに、12リットルのボトル交換が思ったより重い、浄水型でタンクへの給水が毎回面倒、というギャップは起こりがちです。ペットボトルを買う手間はなくなりますが、別の手間が発生する点は理解しておく必要があります。

あわせて発生するのが、注ぎ口や受け皿の手入れです。頻度は高くありませんが、放置すると衛生面が気になる箇所でもあります。どこまでが自分の作業になるかは、掃除できる範囲とできない範囲をまとめた記事で確認できます

置き場所の環境によっては、サーバーの裏に虫が入り込むこともあります。その場合は自分でサーバーを開けて掃除せず、メーカーに連絡して交換などの対応を頼みます。費用と契約への影響はゴキブリが出たときの対処と交換費用をまとめた記事で整理しています。

契約期間の縛りと違約金がある

多くのサービスは、サーバーを無料または低価格でレンタルする代わりに最低利用期間を設定しています。合わなかったときにすぐやめられないという点は、導入前に必ず認識しておくべきリスクです。

この縛りは、想像より重いことがあります。浄水型には最低利用期間を3年に設定し、期間内の解約に数万円規模の費用がかかるものがあり、配送型には契約年数に加えて水の購入回数まで条件に含めるものがあります。後者は「何年経ったか」だけでは判定できないため、自分が無料で解約できる状態かどうかが分かりにくくなります。

月額が数百円安いプランを選んだ結果、縛りが1年長くなっていた、というのもよくある話です。金額の比較と同じ重さで条件を確認してください。解約時の違約金についてまとめた記事もあわせてご確認ください。

稼働音が気になることがある

常時通電の機器なので、冷却時などに音が発生します。日中は気にならなくても、寝室に置いた場合に夜間の低音が気になるというケースがあります。原因と対策は音がうるさいときの対策をまとめた記事で解説しています。

実際に後悔しやすい3つのパターン

上の6つは「ウォーターサーバーそのものの性質」ですが、後悔につながるのはたいてい、契約の仕方に原因があります。

使用量を見積もらずに契約した

最も多いのがこれです。ボトル配送型には最低注文本数が設定されていることが多く、使い切れないまま次のボトルが届いて溜まっていく、という状態になります。逆に、想定より多く使う家庭では水代が膨らみます。

対策は単純で、契約前に「1ヶ月に何リットル使うか」を数字で出しておくことです。現在ペットボトルを買っているなら、その本数を数えるだけで概算できます。

「無料」の条件を読み飛ばした

レンタル料無料、初期費用無料、送料無料——これらには条件が付いていることがあります。一定本数の注文が前提になっていたり、契約年数の長いプラン限定だったりするケースです。無料の対象範囲と、その条件が外れたときにいくらかかるかを、申し込み前に確認しておきましょう。

設置場所を決めずに申し込んだ

届いてから置き場所に困る、というのは意外と起こります。放熱のために壁から離す必要があり、コンセントも必要です。申し込み前に、本体サイズを実際にメジャーで測って設置位置を決めておくと、この後悔は防げます。

それでも導入する価値がある人

逆に、次のいずれかに当てはまる場合は、費用に見合う価値が出やすいといえます。

お湯を毎日使う

ミルクの調乳、白湯、お茶やコーヒー、カップスープなど、お湯を沸かす回数が多い家庭では、待ち時間ゼロで適温のお湯が出る価値が日常的に効いてきます。特に夜間の調乳がある時期は、ケトルで沸かす手間との差が大きくなります。小さな子どもがいる家庭では温水のロックも合わせて確認しておきたい点で、後から強化する方法はチャイルドロックの後付け方法をまとめた記事で整理しています。

水を買って運んでいる

すでにペットボトルの水を定期的に買っている場合、「店で選ぶ・運ぶ・保管する・空き容器を捨てる」という手間が、そのまま置き換わります。ただし費用は、サーバーのタイプで向きが逆になります。宅配型の天然水は1リットルあたりでペットボトルより高く、定額制の浄水型は使う量が多いほど安くなります。使用量別の比較はペットボトルとウォーターサーバーの費用を月の使用量別に比べた記事で整理しています。

家族が多く、消費量が多い

使用量が多いほど、定額制の浄水型は1リットルあたりの実質単価が下がります。料理や麦茶作りにも使うような家庭では、水道水よりは高くつくものの、ペットボトルを買い続けるより負担が軽くなるケースがあります。

災害への備えも兼ねたい

ボトル配送型であれば、未開封ボトルのストックがそのまま備蓄水になります。備蓄のためだけに水を買って期限管理をする手間がなくなる点は、日常と防災を兼ねられる数少ない選択肢といえます。詳しくは備蓄水としてのウォーターサーバーについてまとめた記事をご覧ください。

契約前のチェックリスト

  • 1ヶ月に何リットル使うかを数字で出したか
  • 水代+レンタル料+電気代の月額合計を計算したか
  • 「無料」の条件と、外れた場合の金額を確認したか
  • 最低利用期間と違約金の額を把握したか
  • 解約条件が「期間だけ」か、購入回数などの条件も付いているかを確認したか
  • 本体サイズを測り、設置場所とコンセントを決めたか

この6つを埋めたうえで「それでも欲しい」と思えるなら、後悔する確率はかなり下がります。逆に、1つ目の使用量が出せない段階であれば、まだ契約するタイミングではありません。

電気代の目安については、電気代の仕組みと節約方法をまとめた記事で解説しています。

導入するなら、理由に合ったタイプを選ぶ

「いらない」の理由がコストと置き場所にあるなら、選ぶべきは定額制の浄水型です。「every frecious」は、公式サイトによると初期費用や工事が不要で、自宅の水道水を注いで使うタイプのため水代が発生しません。ボトルのストックスペースが不要な点も、置き場所がネックだった場合には効いてきます。

ただし、契約期間の縛りは軽くありません。公式サイトのよくある質問によると、レンタルプランの契約後またはサーバー交換後、3年未満で解約した場合は40,000円(不課税)が発生するとされています。月額の安さと3年の縛りはセットで見る必要があります。3年後の住まいや家族構成が読めない状況であれば、この条件は導入を見送る十分な理由になります。

一方、水質や災害への備えを重視するなら、ボトル配送型が選択肢になります。「オーケンウォーター」は、公式サイトによると富士山・大分天領・京都丹波の3つの採水地から近い産地の天然水が届く仕組みで、いずれも硬度50以下の軟水とされています。定期配送は最大59日までスキップできるため、使い切れずに溜まるという失敗も避けやすい設計です。

ただし配送型は、解約条件に契約年数だけでなく水の購入回数が含まれる仕組みになっています。スキップを多用して水代を抑えるほど、注文回数の条件からは遠ざかる点は理解しておく必要があります。条件の詳細はプランによって異なるため、公式サイトで確認してください。

配送型の料金は、水の種類と契約年数の組み合わせで変わります。どのプランがどの年数に対応しているかは、オーケンウォーターの料金と解約条件を公式情報で整理した記事にまとめてあります。契約年数を先に確認しておくと、後悔の条件を潰しやすくなります。

どちらの場合も、契約前に料金体系と最低利用期間を公式サイトで確認したうえで判断してください。

まとめ:必要かどうかは「使用量」で決まる

ウォーターサーバーが不要と言われる最大の理由は、水道水で足りるからです。これは事実であり、否定できません。そのうえで導入する価値が出るのは、お湯を毎日使う、水を買って運んでいる、家族が多く消費量が多い、災害への備えを兼ねたい——このいずれかに当てはまる場合です。

後悔の大半は、使用量を見積もらないまま契約したことに起因します。まずは1ヶ月に何リットル使うかを数字にしてみてください。その数字が出せないうちは、契約を急ぐ必要はありません。

そしてもう一点、契約期間の長さも同じ重さで確認してください。使用量が条件を満たしていても、縛りの期間中に生活が変わる可能性が高いのであれば、見送るという判断も十分に合理的です。

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