浄水型と宅配型のウォーターサーバーはどっち?4つの軸で選ぶ

ウォーターサーバー
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ウォーターサーバーは大きく2つの方式に分かれます。水が届く「ボトル配送型」と、水道水を自分で注ぐ「浄水型」です。どちらが良いかではなく、どの条件で分かれるかが判断の中身になります。

この記事では、方式を決める4つの軸を整理します。結論から書くと、分かれ目はこの4点です。

  • 水代がかかるか。配送型は使った量で増え、浄水型は定額です
  • 断水したときに水が残るか。浄水型は水道が止まると補給できません
  • 本体以外に置き場所が必要か。配送型は未開封の水を置く場所が別に要ります
  • 契約期間の縛りがどれだけ重いか。方式ではなくサービスごとに違います

※本記事の情報は、執筆・更新時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。

2方式の構造の違い

まず仕組みを揃えておきます。原水がどこから来るかが違いの起点です。

項目ボトル配送型浄水型
原水採水地の天然水 / RO水自宅の水道水
水の入手定期配送で届く自分でタンクに注ぐ
月々の費用水代(使った量で増える)定額
本体以外の置き場所未開封ボトルの保管場所不要
断水時未開封ボトルがあれば使える補給できない
2方式の構造の違い

浄水型の原水は水道水です。「水道水と何が違うのか」を先に整理しておくと、浄水型を選ぶ意味が判断できます。種類別の違いはウォーターサーバーの水と水道水の違いをまとめた記事で扱っています。

軸1:水代がかかるか。使用量で有利が入れ替わる

配送型は使った量で費用が増え、浄水型は使っても増えません。つまり使用量が少ないときは配送型が安く、多くなると浄水型が安くなります。どこで入れ替わるかは、選ぶプランの水代と浄水型の月額で決まります。

項目オーケンウォーター(天然水おトクプラン)every frecious(tall)
方式ボトル配送型浄水型
水代1セット24L 税込3,950円(1L約165円)0円
サーバーレンタル料無料月額に含む(税込3,300円)
電気代(省エネ時)月474円月約401円〜(SLEEP/ECO機能使用時・同社調べ)
契約期間3年(おトクプラン)3年未満の解約で40,000円(不課税)
2方式の代表例(※各公式サイト記載・2026年9月時点)

浄水型は水をいくら使っても月額が変わらないため、使用量が多い家庭ほど有利になります。逆に月に十数リットルしか使わないなら、配送型のほうが総額は低く収まります。先に1か月の使用量を数字にしてください。具体的な分岐点の計算はコスパを比較した記事で扱っています。

電気代は方式では決まりません。上の2つはどちらも省エネ機能使用時で月400〜500円台です。「浄水型は電気代が高い」「配送型は安い」といった方式単位の一般化は成立しません。算出条件の読み方は電気代の仕組みをまとめた記事で整理しています。

軸2:断水したときに水が残るか

ここは方式で明確に分かれます。浄水型は水道水を原水にするため、水道が止まると新しく水を作れません。タンクに残っている分だけになります。

配送型は、未開封のボトルが家にある限り使えます。定期配送によって在庫が自然に入れ替わるため、備蓄を意識せずにローリングストックが成立するのが構造上の利点です。

ただし停電時にサーバー本体から給水できるかは、方式ではなく機種の構造で決まります。ボトルを下部に収める方式は電動ポンプで水を上げるため、停電時に本体から出せないことがあります。防災を目的に含めるなら、契約前に停電時の給水方法と非常用コックの有無を公式サイトで確認してください。この観点の整理は災害時の備蓄水として使えるかを整理した記事で扱っています。

軸3:本体以外に置き場所が必要か

配送型は、本体の設置面とは別に、届いた水を置く場所が必要です。最低注文数が決まっているサービスが多く、配送をスキップしても在庫はなくなりません。

浄水型は水が届かないため、本体の設置面だけで完結します。卓上型を選べば、机やカウンターの上に収まる寸法のものもあります。

方式本体の設置面(例)水の保管場所
ボトル配送型(据え置き)幅30cm × 奥行34cm別に必要
浄水型(据え置き)機種により異なる不要
浄水型(卓上)幅25cm × 奥行29.5cm不要
設置に必要なスペース(※公式サイト記載の寸法・2026年9月時点)

面積の制約が厳しい住居では、この軸が決定的になります。床が埋まっている、置ける場所がカウンターの上だけ——こうした条件では配送型は候補から外れます。測り方は置き場所がないときの解決策をまとめた記事で扱っています。

軸4:契約期間は方式では決まらない

これが最も誤解されやすい点です。契約期間の縛りは方式ではなくサービスごとに違い、浄水型のほうが重い場合もあります。

浄水型の every frecious は、公式サイトのよくある質問によると契約から3年未満の解約で40,000円(不課税)とされています。一方、配送型のオーケンウォーターは契約年数に加えて水の購入回数が条件に含まれる仕組みで、条件の構造が違います。

方式条件の形契約後に自分で判定できるか
浄水型の例期間のみ(3年未満で40,000円)できる(契約日から数えるだけ)
配送型の例期間+購入回数回数の集計が必要
解約条件の形の違い

見るべきなのは金額の大小だけではありません。自分が条件を満たしたかどうかを契約後に自分で判定できる形になっているか。ここまで確認しておくと、解約時の食い違いを防げます。サービスごとの条件の違いは解約金と契約期間の仕組みをまとめた記事で比較しています。

4軸を条件別に割り振る

自分の条件向く方式
水を月に30L以上使う浄水型(定額で増えない)
月に十数リットルしか使わない配送型(使った分だけ)
断水への備えを兼ねたい配送型(未開封の在庫が残る)
水の産地や種類を選びたい配送型(原水が水道水ではない)
置けるのはカウンターの上だけ浄水型(卓上型で幅25cm前後)
3年後の住まいが読めない方式ではなく解約条件で選ぶ
条件別の割り振り

配送型を選ぶ場合の一例がオーケンウォーターです。公式サイトによると富士山・大分天領・京都丹波の3つの採水地からお届け先に近い産地の天然水が届く仕組みで、サーバーのレンタル料と送料は無料とされています。料金や解約条件の論点はオーケンウォーターの口コミで言われる4点を公式情報で確認した記事で整理しています。申し込みは公式サイトから行えます。「オーケンウォーター」

浄水型を選ぶ場合の一例が every frecious です。公式サイトによると初期費用・工事費・送料・交換用カートリッジ代はすべて0円で、浄水フィルターの交換は1年に1回とされています。卓上型の mini は幅25cm×奥行29.5cmで月額は税込3,300円です。ただし3年未満の解約で40,000円がかかります。機種の仕様は公式サイトで確認できます。「every frecious」

⚠ どちらもサービス対象外地域があります。申し込み前にお届け先が対象エリアに入っているかを確認してください。

まとめ:方式で決まるのは2つだけ

4つの軸のうち、方式で決まるのは「水代がかかるか」と「断水時に水が残るか」の2つだけです。

  • 電気代は方式では決まりません。上に挙げた2つはどちらも省エネ機能使用時で月400〜500円台です
  • 契約期間の縛りも方式では決まりません。浄水型で3年未満40,000円という例があります
  • 置き場所は方式で差が出ますが、決めるのは本体の寸法です。配送型は水の保管場所が別に必要になります

方式を先に決めてからサービスを選ぶのではなく、1か月の使用量と置ける面積を先に数字にしてから、条件に合う方式を絞る順番になります。契約前に、解約条件と配送エリアを公式サイトで直接確認してください。

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